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ビジネス心理の謝罪

ビジネス心理においても何をおいてもとにかく怒らせてしまった相手に謝ることが大切です。
時間が経てば経つほど謝罪の効果は薄くなります。
直接出向くよりも、まずは電話で連絡を取るのがベターでしょう。
迅速な対応には相手も誠意を感じるものです。
その際、起こらせた原因が何なのかしっかり聞き出すことが重要です。
部下に対しても、問題を起こしてしまったことを責めるのではなく、なぜ相手が怒ったのか、相手にも落ち度はなかったのかなど、しっかりと事情聴取をしておくことが大切です。
一方的な見方では真実を見逃してしまう恐れがあるからです。
問題点を明らかにしたうえで、先方へ赴き謝罪しましょう。
先方を訪問する前に、ひと呼吸置いて考えるべきことがあります。
誰が謝罪に行くべきかです。
先方が直接の担当者である部下の顔も見たくないほど怒り心頭に発しているような状況で、部下を連れて行ったら怒りの火に油を注ぐようなものです。
覚悟を決めて、上司として1人で出向いたほうがいいでしょう。
また、一方的に部下が悪いとわかっていれば、あえて相手の前で部下を叱り付けるという手もあります。
「明日から会社に来なくてもいい!」というような厳しい言葉で叱責し、パフォーマンスとして相手に見せるのです。
情にほだされた相手から、「何もそこまで怒らなくても…」といった言葉を引き出せれば、問題収拾はたやすくなるでしょう。
けれど、実は部下には過失がないケース、相手にも非があるケース、相手が思い込みから怒っているケースもあるでしょう。
そんなときでも、まずはお詫びをして相手の怒りを取り払うことが先決です。
感情的になっている人は冷静に話を聞く姿勢になっていないからです。

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