ビジネススキルについて

管理者のアサーティブ能力

リーダーシップ研修では、管理者はどうあるべきか、どういった性質であるべきかという点を大いに学ぶかと思われます。
リーダーシップ研修では、特に、「話しかける能力」と「聴く能力」を管理者に求めます。
つまりは、コミュニケーション能力ですね。
管理者がこの能力を重視する事の重要性を、リーダーシップ研修では学ぶ事になるでしょう。

その中にあって、管理者の「話しかける能力」という点では、アサーティブというものが重要視されます。
アサーティブとは、自己主張のことです。
自己主張のできない管理者は、はっきり言ってまず大成しません。
それくらい重要な能力です。
では、管理者はどのようなアサーティブを行う必要があるのでしょう。

管理者に求められる自己主張は、多項目に及びます。
まず、ビジョンに対して常に明確なものを発信する事。
そして、そのビジョンに対しての合理性を常に保っておく事。
これは、管理者として最低限のアサーティブです。

もちろんそれが全てではありません。
部下に対して、常にオープンである事が求められます。
それぞれの役割を与える上で、どういった根拠があってそうしているのか。
その役割上で何をすべきなのか。
目標に対して、今の実績はどうなのか。
どうすれば理想に近づけるのか。
このような部下に対してのアプローチも、主張していく必要があります。

時として、管理者のアサーティブは疎まれる要因にもなります。
憎まれ役とはよく言いますが、本当に憎まれているだけのようではダメです。
憎まれながらも、上司として、管理者として一定の尊敬と敬意を持たれる必要があります。
そのためには、主張をいかに説得力のあるものにするかという点が重要なのです。

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