ビジネススキルについて

リーダーシップ強化プログラム 具体的行動

リーダーシップを発揮する上で、多くの管理者は自分がプランを立てればそれでOKと誤解しているかと思われます。
管理者の仕事はあくまでも計画を練り、その手段を考えるまでという認識が根強いのです。

しかし、実際にはそれだけではリーダーシップは発揮されません。
管理者研修においてリーダーシップの発揮を学ぶ場合、そのプランに基づいた具体的な行動をしっかり行うところまでがリーダーシップであるという教育を受けるでしょう。

管理者は、目的を立て、手段を講じた後、その手段を具現化する為の行動を起こす必要があります。
例えば、あるプロジェクトにおいて、自分達の部署だけでは手に余るような仕事が発生したとします。
その場合、目的は当然その仕事の遂行です。

手段は、その仕事を遂行する為に必要なプランを立てる行為が該当するでしょう。
ここまで示唆すれば、後は部下が勝手にやるだろうでは、リーダーシップは発揮されません。
研修においては、ここから先までしっかり責任を持つことを学ぶ事になります。
つまり、この例の場合においては、協力すべき部署を見定め、その部署への働きかけを行う事です。

実際に行動に移すか、部下に任せるかはこの場合それほど問題ではありません。
誰を使い、どの部署に呼びかけるかという事をしっかり定める事が重要です。
自分が全て行うという選択も、数ある選択肢の中のひとつに過ぎません。
選択肢をしっかり作り、その中から最良のものを選ぶ。
そこまでが、リーダーの責任です。

部下を育てる為に、あえて自身はあまり口を挟まないというリーダーもいます。
ですが今の時代、そういった鍛え方はあまりお勧めできません。
各企業は今、荒波の中を航海しているのです。
舵を取るのは、経験を積んだ管理者でなくてはなりません。
リーダーシップ研修では、そういったことを学ぶ事になるでしょう。

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