予防医学で健康対策

病気予防 花粉症にシソジュース

寒い冬が終わり、なんとなく空気が春めいてくると気分がうきうきする人もいれば、「またこの季節が来た〜」と憂鬱になる人もいるでしょう。
それは、花粉が飛び始める季節だからです。
スギ花粉症の場合、2月〜4月頃が、症状のピークになるといわれています。
ただこの時期がくるのを待ち構えているだけでなく、何か対策をして予防医学の実践に努めましょう。

花粉症の症状に効くというお茶やキャンディーなど、いろいろなものが発売されていますが、ここで、シソ(大葉)ジュースを紹介したいと思います。
シソには豊富なカロテンが含まれ、その成分は粘膜や皮膚を保護し、抵抗力を強くするといわれています。
シソジュースの作り方ですが、材料は「シソ100g、水1.8リットル、砂糖100〜150g、レモン汁またはクエン酸大さじ3杯」です。
1.8リットルの水を沸かし、そこに水洗いしたシソを入れて5分間ゆでます。
お湯の色が琥珀色になったらシソの葉を取り出します。
お湯が熱いうちに砂糖とレモン汁を入れて好みの味にします。
飲むときは水で2倍に薄めてください。
冷蔵庫で2ヶ月ほど保存ができます。
取り出したシソの葉も、刻んで胡麻和えやマヨネーズ和えにして食べられます。
鼻や喉、目がむずむずし始めてから飲むより、それ以前から毎日飲む習慣をつけたほうが効果があるでしょう。

最近は子どもの花粉症も増加しているそうです。
治療のためには耳鼻科受診も必要ですが、予防医学は家庭でもできるので、お母さんが症状緩和のケアをしてあげられるとよいですね。

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