予防医学で健康対策

病気予防 虫歯予防のための歯磨きの仕方

自分の歯の状態に常に気を配っている人は、どのくらいいるのでしょうか。
常に気を配っている人の多くは、虫歯や歯肉炎などの病気の深刻さを知っている人でしょう。
虫歯の痛みなどは経験した人はわかると思いますが、夜も眠れないほど耐え難いものです。
その虫歯を防ぐことも予防医学のひとつと言えます。

「虫歯予防には歯磨き」これは基本的なことですが、正しく磨けている人は案外少ないものです。
歯ブラシを力いっぱいゴシゴシ動かして磨く人がいますが、この磨き方は何となくスッキリと感じるわりに、歯の表面の汚れは意外と落ちていないのです。
それは歯ブラシを歯に強くあてることによって毛の部分が開いてしまい、毛の先端で歯の表面を磨けていないからです。
表面の汚れを落とすには、歯ブラシの毛を歯の面と垂直にあてるようにしましょう。
そして1本ずつ磨くつもりで細かく歯ブラシを動かします。
ちょうど、鉛筆を持って直径5mmくらいの円を塗りつぶす時のような手の動きで歯を磨くとよいと言われます。
1本の歯に20カウントしながら磨くと理想的です。
このようにすべての歯にじっくり時間をかけて磨くと、大変時間がかかってしまいますが、テレビを見ながら、歌を聴きながら、など「ながら磨き」をすると気にならないという人もいます。
また、今日は右上を徹底的に、明日は左上、というように、何日間かかけてすべてを磨いていくという方法でもよいと思います。

日々の積み重ねが結果につながるというのは、予防医学の基本ですね。
正しい磨き方を身に付け、健康な歯を維持していってください。

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