借金について

「販売計画」を立てる

創業や起業を考えている人は、事業計画をしっかりと立てる必要があります。そのなかで、まず、「販売計画」について検討してみましょう。

販売計画は、経営戦略にとって重要な項目となり、綿密に検討することが大切です。検討項目は主に次の通りです。それぞれの項目を、互いに関連しながらよく検討してください。

「だれが」・・・十分な売上高を得るためには、従業員が必要なのか、家族だけで間に合うのか検討します。

「だれに」・・・どんな顧客層に的を絞るのか、明確に決めます。どこに顧客層を絞るかにより、商品の品揃えや客単価が異なってきます。

「何を」・・・立地条件や顧客層などにより、どんなサービスを行うのかや、どのような商品を取り扱うのかを決めます。

「どのように」・・・対面販売なのか、通信販売にするのか、セルフ・サービスにするか、といった販売の方法を検討します。

「どこで」・・・業種や狙った顧客層に合った立地を選択します。また、立地条件にマッチした商品や、販売の仕方などに関しても検討してください。

「販売条件」・・・現金や掛け売りなど、どんな条件を付けて販売するのかを検討します。

「時間」・・・営業時間を検討します。

また、製造業などのように、特定の販売先や受注先のある場合は、次のことにも考慮しておきましょう。

・相手先は信用性のある企業か。

・受注は継続して確保できるか。また、自分の技術力に合っているか。

・掛け売りをする場合は、後日トラブルを起こさないために、どのような回収条件になっているか。

国民生活金融公庫関連エントリー