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メタボリックシンドロームの予防策13

メタボリックシンドロームというと、どうしても肥満のイメージが強いので、食事療法ばかりが予防だと思われがちです。
しかし実際には、生活全体を見直して、規則正しい生活習慣を身につけないことには、ちゃんとした予防とはいえないというのが現状です。
その上で、最も生活の基盤となるものと言えば、やはり睡眠を挙げないわけには行きません。

睡眠不足はメタボリックシンドロームの原因の一つです。
睡眠をしっかり取る事ができなければ、ストレスや疲労が溜まり、血液中の悪玉コレステロールが増加し、メタボリックシンドロームへと近付いてしまうわけです。
逆に言えば、睡眠を適時取るというのは、メタボリックシンドロームを予防する事に繋がります。

では、睡眠はどうやってしっかり取ればよいでしょうか。
世の中にはどうしても3時間、4時間しか寝られない環境の人もいますし、不眠症で中々寝付けない人もいるでしょう。
中には睡眠薬を飲んで無理やり眠るという人もいるようですが、あまりお勧めできません。

睡眠を取るためには、とにかく体が疲れていることが望ましいですね。
精神的疲労は睡眠の妨げになりますが、肉体的疲労は睡眠欲を増加させます。
よって、夕方から夜に掛けて、割と激しめの運動をする事をお勧めします。
肉体が悲鳴を上げるくらいの運動を行えば、自然と体が睡眠を欲してくれるので、薬に頼らなくても自然と眠くなってくれるはずです。
睡眠を上手く取る事で、体調をしっかり整えましょう。

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