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メタボリックシンドロームの原因4

メタボリックシンドロームは、生活習慣病と呼ばれる病気が重なった状況の事を指します。
よって、生活習慣が乱れていることは、メタボリックシンドロームになる可能性を大きく高めることになります。
特に、夜型の生活になってしまうと、メタボリックシンドロームの危険が迫ってくると考えてもよいでしょう。

大学生やフリーターに多く見られる夜型の生活習慣は、体調を悪化させる要因であり、メタボリックシンドロームの直接的な原因となります。

夜型の生活になることは、仕事の関係上そうせざるを得ない人もいるので、完全否定はできません。
夜にお仕事をする人にとっては、夜型になるのは生活していくうえで必要なことです。

では、夜型の生活がなぜ体によくないのでしょう。
その理由はいくつかあります。
まず、活動時間に日光を浴びないことです。
生物として、日光を浴びない生活というのは不自然な状態と言えます。
当然、体に良いはずがありません。

次に、夜型の生活というのは、不規則な生活に限りなく近いと言えます。
決まったサイクルで動きづらいのです。
食事にしても睡眠時間にしても、夜型の生活の人はコロコロ変わるケースが目立ちます。
決まった時間に食事し、決まった時間に就寝することで、人間は体調を保ち、健全な体を作ります。
それができないと、どうしても体によくない作用が働きます。

そして一番の理由は、エネルギー消費が少なくなる、ということです。
朝起き、夜寝る人と、夜起き、朝寝る人では、エネルギー消費がかなり異なります。
単純に気温差によるカロリーの消費量の差ともいえますし、夜型だと運動する環境にない、散歩や買い物に出かけることも少ない、といったことでもいえます。

メタボリックシンドロームを予防する上で、生活習慣は非常に重要です。
夜型の生活は、予防という観点から言えば、かなりマイナスになってしまいます。
どうしても夜型でなくてはならない場合は、運動したり、食事の際によくかむなどの予防策をとりましょう。

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