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メタボリックシンドロームとは

今年の4月から、メタボ検診という特定健康診査および特定保険指導が実施されました。
このメタボ検診の実施によって、これまで以上にメタボリックシンドロームについて考え、その予防策を調べるようになった社会人の方は多いかと思います。
これまではテレビでよく言葉として聞く程度だった方も、身近に感じるようになったかもしれません。
そこで、ここではメタボリックシンドロームというものについて、改めて考えていきたいと思います。

まず、メタボリックシンドロームとはそもそもどういう意味なのでしょうか。
最近は雑学系の番組などでも問題として出されているのをよく見かけますね。
逆に言えば、問題となるくらい、あまり知られていないこととも取れます。
実際、多くの方が「肥満の事」と思っていたようです。

メタボリックシンドロームとは、日本語にすると『代謝症候群』という意味になります。
具体的に内容を説明すると、内臓脂肪型肥満に加え、高血圧・高血糖・高脂血症の中の2つ以上を合併している状態の事を指します。
つまり、メタボリックシンドロームとは合併症の事です。
これがなぜ肥満という意味でよく使われているかというと、その合併症のすべての要素が、肥満体質の人が陥りやすい病気だからです。

よって、メタボリックシンドローム=肥満ではなく、肥満の方の多くがメタボリックシンドロームである、というのが正しい認識です。
予防をする上でも、ただ単に体重を減らすだけではメタボの予防とはいえないのです。

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