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名刺交換は手順を踏んで

名刺交換には、ビジネスマナーに則った手順というものが存在しています。
それを守らないことには、ビジネスマナーを守れているとはいえません。
当然、相手方に与える印象も悪くなってしまいます。
名刺交換は自分自身の問題だけではなく、所属部署、そして何より勤めている会社を代表して行う事です。
自分の名誉を傷つけるだけならともかく、会社の面子を潰すというのは、あまりにも無責任というものです。
ビジネスマナーをしっかり遵守し、正しい手順で名刺交換を行う必要があります。

まず、名刺交換の際、どちらが先に名刺を出すか、相手方が複数の場合は誰から渡すかという点で迷う方がおられるのではないでしょうか。
それにはみっつの判断基準があります。
訪問者か否か。
立場はどちらが上か。
相手方の中で誰が上役か。
これが重要です。
まず、訪問者が先に名刺を出すのは基本中の基本です。
自分が訪問する場合、絶対に相手から出すということがないよう、すぐに名刺を出せる準備を整えておきましょう。

立場に関しては、あまり考えなくてもいいです。
自分が先に出す、という事を念頭に入れておくべきです。
そして、相手方が複数の場合は、上役の方から先に渡します。
わからない場合は、外見や座っている場所などから判断すると良いでしょう。

名刺を受け取ったら、その名刺をすぐに懐に収める事はタブーです。
当然、名刺を曲げたり弾いたりするのは論外です。
座る場合はそのテーブル上に、立ち話の場合は腰の高さより下に落とさない状態で持ったまま話をするようにしましょう。

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