犬について

糖尿病

糖尿病とは、肝臓からのインスリンの分泌が不足し、血液中の糖分が多くなる病気です。
食事量は多いのに痩せてくる。
症状としては、水をたくさん飲む、たくさん水を飲んでよく排尿する。脱毛する、おなかが膨らんでくる、肥満になる、急激な衰弱、失神などです。
神経過敏になり、脱力し、昏睡状態になることもあります。糖尿病になると血糖値が上がります。
インスリン依存性糖尿病とインスリン非依存性糖尿病とあります。
前者はインスリン注射を必要としますが後者は必要としません。
高齢(約8歳前後)だと発症しやすい病気です。なりやすい犬種はダックスフンド、ミニチュアシュナウザー、ビーグル。
200頭に1頭の割合で発症します。小型犬がなりやすいです。
症状は3つにわかれ、合併症のない糖尿病、合併症のある糖尿病、昏睡のある糖尿病に分かれます。
合併症のない糖尿病は比較的元気で、合併症のある糖尿病は下痢や嘔吐の症状があります。
昏睡のある糖尿病は犬がほとんど眠った状態になり、最も重症な糖尿病です。
早く見つけるには定期的は健康診断を受けること。
治療法としては毎日インスリン注射をうつこと。食事は一定カロリーの食事を与えること、炭水化物を減らし、繊維を多くとる。毎日の運動も欠かさずに。
インスリン注射の打ち方によっては低血糖の症状がでたり、震えたり、元気がなくなったりします。ひどくなると痙攣発作を起こすこともあります。
インスリン注射を打った場合は、愛犬の様子を見逃さずしっかりみてあげるようにしましょう。

犬 病気関連エントリー