iPhone第一世代

日本でのiPhoneの価値は

iPhoneが日本に上陸した事で、これまで販売されてきた携帯電話とiPhoneとを比較する動きが各地で頻繁になりました。
やはり、iPhoneと従来の携帯電話の間には、大きな差があります。

一番はタッチパネルでしょう。
画面に触れる事で操作するというのは、様々なキーの特性を理解し、操作しなければならない、従来のキーパッド操作よりも簡単です。
加えて、これまでにない操作感が味わえるので、若年層にも年配層にも受け入れられる土壌があります。

その一方で、革新的過ぎることにより、敬遠する層も少なくないでしょう。
携帯電話には、常に新しいものを求める人が多い一方、電話としての機能に特化して欲しいという人も多くいます。
そういう意味では、従来の携帯電話とiPhoneの間には、住み分けができやすい環境があるといえます。

今後、iPhoneは若年層を中心にシェアを伸ばしていくと思われます。
iPodやウェブ閲覧といった、若者が好む機能が充実している上に、タッチパネルのような新機能があるからです。

ただ、新鮮度が薄れた時、果たしてタッチパネル操作は日本人に定着するのかというと、正直微妙なところです。
日本の若年層がもっとも携帯に求めるものは、メールとカメラです。
カメラに関しては、今後改良の余地がありますが、メールはどうしてもキーパッドの方が打ちやすいので、この辺りでどうなるか、という点に若干の不安が残ります。

ソフトバンクが今後どのような戦略を打ち出していくのか、非常に楽しみです。

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